トップ > 2012年度 社団法人長岡青年会議所 農と地域活性化委員会事業計画

農と地域活性化委員会

農と地域活性化委員会集合写真

農と地域活性化委員会事業計画

委員長 神林 克彦

1.基本方針

 我がまち長岡において、稲作はこれまでの長岡経済の発展を支え、その他多種に渡る農産物に関しても長岡の地で脈々と栽培され受け継がれて来ました。しかし近年、農業を取り巻く環境は大きく変化し、農業従事者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の拡大等の深刻化、反面、食の安全に関連する農業活性化の動きもあり、生産者等一部の関係者のみでは対応しきれないほど複雑化し、地域全体で取り組まなければ解決しない状態にあります。

 農と地域活性化委員会では、農業は土地を根本とする事から地域への帰属意識を醸成する役割を果たし、すべての人間にとって重要な食に直結する事から共通認識を得やすく、地域コミュニティーの中核を担う働きがあると考えます。これを踏まえ、農業が果たして来た地域での役割や農業が抱える問題の本質を検証し、同時に長岡地域の農業形態の特色を探り、風土や長岡の人々の持つアイデンティティーを見つめ直し、長岡地域の魅力と長岡の農業の持つ可能性を考察致します。そこから実践へと活動を進める為に、市民を含めた様々な立場の皆様と農業について考え、地域農業を育む事が地域の活性化に繋がるという共通認識を持てる様に致します。そしてその認識を基に協働して取り組みの出来る様、主体性の醸成と立場を問わない繋がりを生み出し、経済効果にも繋がる枠組み作りを致します。また、長岡の農業、農産物の素晴らしさに加え、この活動で再発見した長岡の人、まちの魅力を長岡地域内外の皆様に分かりやすい形で発信し、地産他消の推進や誘客活動等の経済的、外部的要因も含めた長岡地域の更なる活性化を図る活動も行います。

 本年度、農と地域活性化委員会は、社団法人長岡青年会議所が農を通した地域活性への取り組みを地域の皆様と共に行う事で青年会議所運動を伝播し、お互いの信頼関係、協力関係を築きあげる事によって、「地域とともに歩み続ける」事を実践して参ります。

2.事業計画

(1)担当事業
年間を通して農業に関わり、農業の持つ役割や問題について地域の方々と共に考え、その過程で発見した農業の魅力や可能性を長岡の魅力と共に広く発信致します。
(2)江南JC37周年式典公式訪問
江南JC37周年式典への公式訪問を設営致します。
(3)担当例会(10月)
委員会で得た知識と実際の経験を基に、農業の問題とその魅力や可能性について、地域住民と共に考える例会を設営致します。
(4)会員拡大
青年会議所運動とその理念を広く伝播し、4名以上の会員拡大を行います。

3.年間スケジュール

農と地域活性化委員会年間スケジュール