私たちの郷土長岡は、新潟県中越地震から10年の間、力強く復興を遂げてまいりました。新たな一歩を踏み出す本年は、市民一人ひとりがこれまで以上に未来のまちの姿を考え行動しなければなりません。我々、一般社団法人長岡青年会議所(以下、「長岡JC」とする)は、これから先の10年に向けて、多くの市民が郷土長岡に誇りをもって積極的に考え行動する、未来へ向けたまちづくりの創造をしていくことが必要だと考えます。
まずは、長岡JCメンバーが今まで以上に、「市民協働運動」の輪を広げるために、市民協働のひとつであるフェニックス花火に関わる事業に参画をし、復興祈願花火フェニックスに込められた打ち上げ当初の想いを広く市民に伝え、共に活動していただける仕組みづくりを模索してまいります。そして、震災を経験していない子供たちが増えていく中で、忘れてはならない震災の事実や復興への想いを風化させないために、これからを担う次世代の子供たちに震災当時の状況を語り継ぎ、復興にかけた人々の想いや復興祈願花火フェニックスの理念、意義を伝えてまいります。さらに、長岡JCメンバーが市民協働の理念を再確認すると共に、多くの市民に市民協働の意義を理解していただくために、市民協働の拠点である長岡のシンボル「シティホールプラザ アオーレ長岡」に多くの市民が集い、今まで以上に親しみをもっていただける活動を行ってまいります。また、「シティプロモーション」による未来へ向けたさらなる発展のために、長岡の魅力を全国へ発信することで起こるまちの発展に対する効果や、有効な発信方法を市民と共に学んでまいります。
一年間の活動を通し、未来創造特別委員会メンバーが一丸となり、市民と共に全国に誇れる郷土愛と魅力に溢れた長岡の未来へ向けたまちづくりへと新たな一歩を踏み出し、「長岡のまちのセールスマン」としてまちの魅力を広く伝播できる人財に成長していきます。